
Duolingoの最後の問題ってどんなのが出るの?
Duolingo(デュオリンゴ)では、今やっているユニットより先の問題は見られないので、
「最後のほうって、どんな問題が出てくるの?」と気になる人も多いと思います。


私はゼロから始めて、2025年4月時点で公開されている全コース(セクション3・ユニット30まで)を完走しました。
そこで今回は、私が実際に最終ユニットまで進めた中から、いくつかの問題をピックアップしてご紹介します!
実際に出てきた最終ユニットの問題はこんな感じ!


2025年3月の大幅アップデートで、コース内容は大きく変化。
「你好(こんにちは)」などの超初級フレーズ中心だった初期に比べて、文の構造が複雑になり、会話や動作表現がグッと実用的になっています。
実際に出てきたフレーズ(一部抜粋)
- 誰があなたに宅配便を送ったのですか?
– 谁给你寄了快递? - 郵便番号を教えてください
– 请告诉我邮编 - あなたはテープを使わなければならない
– 你得用胶带 - 身分証をカウンターに置いてください
– 请把您的身份证放在柜台上 - 少々お待ちください
– 请稍等 - スーパーはもう閉店しました
– 超市已经关门了 - ちょっと待って、今行きます
– 等一下我现在过去 - お金を引き出す時、安全に気をつけて
– 取钱的时候注意安全!






どうですか?
「你好!(こんにちは)」とか「私は日本人です」みたいな観光地での定番フレーズとは違い、生活感のある場面が想定されている印象でした。
文法解説は一切ない。でも逆にそれが良かった。
Duolingo最大の特徴は、文法解説が一切ないこと。
一見不親切に見えて、実は「考えさせない設計」なのかも。
毎日5分タップを続けているうちに、構文パターンが自然と染み込んでくる。



またこのパターンだ!
「你去商店吗?」→「你去饭店吗?」→「你去哪里?」みたいなノリなので、
今度は解けた!
の積み重ねで、気づいたら体が覚えてくれています。
特に「把構文」なんて何度出てきたことか…。
繰り返しって、本当に強い。
もちろん「なぜそうなるの?」が気になる人は、本やアプリで補強すればより深く理解できますよ。
CEFRではA1上級、でも体感はもう一歩上?


Duolingoの全コース修了時点で
「CEFRの上級A1レベル」と表示されています。
HSK公式サイトによるとCEFRのA1は1級程度(超初級)です。


試しに模擬テストやその他オンラインでレベル判定ができるテストを解いてみたところ、
「HSK3級」相当と判定されることが多く、文法や語彙には十分に対応できる感覚がありました(ただしリスニングやスピーキングにはまだ課題あり)。
なぜ、このようなズレが起きるのか、上の記事で書いていますので、よかったらそちらもご覧ください。
Duolingoを終えて、これからやること
Duolingoで「読む・聞く」の基礎は身につきましたが、「話す・書く」はまだ不安。
最終ユニットが気になる人ほど、言語学習は意外と続けられる可能性大です。
Duolingo全クリア後は、HSKの過去問を使って、実践的な学習へ。HSK3級合格を目指します!
「Duolingoって最終的にどこまでできる?」の参考になれば嬉しいです。
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